
《Tyyni》は、風と光が生み出す不規則な動きをとらえ、ゆっくりと流れる時間を身体的に感じさせる作品である。音だけが消えたフィンランドの森や平原――草をなでる風とわずかに変化する光だけが存在する風景の記憶が作品の基盤となっている。静かな環境で得た感覚が装置内部の繊細で連続的な動きとして再構成されている。各ユニットは自然の力に応答して回転し、風の流れに沿って軌跡を引く。細いリボン状の要素は滴のようにつながり、その縁は光によって形づくられる。反射の色は太陽の位置や鑑賞者の角度によって変化し、遠くからは風景のように統合され、近づくと断片として揺らぐ。構造内部には水が組み込まれ、浮力によってわずかな風でも動きが増幅される。現象を誇張するのではなく、光・風・水の条件を受け取り、時間の緩やかな流れを可視化する構造をつくり出している。
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Award
2025 Shortlisted in Create (art), LICC - London International Creative Competition 2024, Categories CREATE (Art). (GBR)
Technical Data
Type: Residency-based Research Installation
Exhibition: Ateljé Stundars Guest Artists: OSOTO Lab.
Material: reflective ribbon, water, PVC pipe, plastic mesh
Size: H 150 × W 7000 × D 3800 mm
Unit: H 300 × Ø 300 mm
Credits
Foundation: Gyomu Super Japan Dream Foundation Nomura Foundation
Organisation: KULTUR ÖSTERBOTTEN, Ateljé Stundars
Cooperation: Stundars Agricultural Handicraft Museum
Artist: OSOTO Lab. (Artist Duo: Takatoku Nishi, Yumeo Nakayama)
Shooting: OSOTO lab.
Video Editing: OSOTO lab.