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《白雨》は、水面に落ちては消える雨滴の静かな瞬間をとらえる作品である。ペンダントライトには、水面に広がる波紋の輪郭が宿り、わずかな空気の流れに応じて微かに震える。この繊細な振動は、滴が落ちるときの触覚的な記憶を呼び起こす。光は自己主張することなく柔らかく拡散し、空間の境界をゆるやかにほどいていく。本作は、プロダクトデザイナーの佐久間博士氏との協働から生まれ、造形的な精度と光の揺らぎの儚さが統合されている。ここで培われた構造的思考は、後の建築インスタレーション《Ripple》へと継承され、瞬間的な現象を空間へと翻訳する探究へと発展していく。




Technical Data
Type: Collaborative Research Project
Exhibition: Pacific Rim 9 Final Exhibition
Venue: Tama Art University, Tokyo, Japan
Material: LED, acrylic pipe, anodised aluminium pipe
Size: H 800 × W 100 × D 100 mm
Credits
Organisation: Tama Art University, Japan × Art Center College of Design, USA
Co-Concept & Light Phenomena Design: Takatoku Nishi
Co-Concept & Product Design: Hiroshi Sakuma
Shooting: Takatoku Nishi
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