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《Sight》は、不可視の現象である音を空間の中で知覚可能なものとして提示する試みである。本作は当初、東京大学での研究プロジェクトとして構想され、金沢21世紀美術館での発表に向けて展示空間として設計された。会場中央にはステージが置かれ、その内部で起こる知覚変換のプロセスが外部からも観察できるよう構成されている。形・色・素材の異なるオブジェクトには個別の音パターンが割り当てられ、聴覚情報が視覚的なレンジへと翻訳される。ウェアラブルデバイスによって視野が制限されると、足裏の感覚が空間認知の主要な手がかりとなる。そのため床面には点字ブロックが設置され、位置と動きが触覚によって把握できるように設計されている。加工した銅パイプが外殻を形成し、デバイスと身体のあいだに微細な緊張と均衡が生まれている。本作の目的は音を「見る」ことではなく、知覚の構造そのものを空間装置として露わにすることである。

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Technical Data

Type: Commissioned Exhibition Design Project
Material: various materials

Size: H 3955 × W 9410 × D 6410 mm

Credit

Organisation: 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

Referred by  : Sight (The University of Tokyo)

Programme : Sight

Concept and Spatial Design: Takatoku Nishi (Co-designer Anna Watanabe)

Production: Space Production Lab. ​(Task Force-style Group / Representative: Takatoku Nishi)

Shooting: KIOKU Keizo

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