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Sightは東大生によるプロジェクトで、音の視覚化を目指した研究である。21世紀美術館にて発表するための空間構成を依頼された。構成はブースのメインを体験ステージとし、その姿を外から見て興味を持てるようにしている。空間内のオブジェクトは「形・色・素材」で違いを出しており、そこから音のパターンを割り当てることでイメージ化させている。ギャラリーの外側には、人が常に通行する通路と、椅子を設置した留まる場所を別けて、装置にその様子をBGMのようにリンクさせた。体験ステージは、装置を付けた時に視界が失われるため、足から伝わる感触だけでも移動範囲を認識できるよう点字ブロックを利用。囲いは銅パイプを加工した。未来感のあるデバイスと釣り合う空間を目指した。

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TITLE  : 21世紀美術館ギャラリー空間 / 21s Century Museum of Contemporary Art.
EXHIBITION  : lab.2 Sight
VENUE  : Design Gallery / 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
DATE  : 5 August – 5 November. 2017
ORGANISED  : 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa
COLLABORATION  : Anna Watanabe
CLIENT  : Sight (The University of Tokyo)
SHOOTING  : KIOKU Keizo
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