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雨滴が水面に消える瞬間の余韻を捉えた照明作品。
ペンダントライトから射す光は、波紋を思わせる形状に設計されており、雨滴が落ちたあとの静けさを空間に映し出す。柔らかな光がゆるやかに広がり、鑑賞者を静かで瞑想的な体験へと導く。
本作は、プロダクトデザイナーの佐久間博士と西による共同制作であり、プロダクトとしての造形と光の現象表現が融合することで、物質と現象のあいだに新たな調和を見出している。
自然現象の物理的理解と詩的表現を統合した本作は、後の建築空間作品「Ripple」にも影響を与えた。光と雨の相互作用を通じて、儚くも生命的なリズムが空間に刻まれている。


TYPE Acrylic

TYPE Aluminum

TITLE : 白雨/ SHIRASAME (余韻の光 / Echo of Light )
EXHIBITION : Pacific Rim 9 Final Exhibition
VENUE : 2-1723 Yarimizu Hachioji, Tokyo
DATE : November 2014
MATERIAL : LED, Acrylic pipe, Aluminium pipe ( Anodised aluminium )
SIZE : H800, W100, D100
COLLABORATION : Hiroshi Sakuma ( Art Center College of Design, USA )
SHOOTING : Takatoku Nishi
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