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自然と人工の境界に光を浮かべた屋外インスタレーション。舞台は国営昭和記念公園である。整えられた環境であっても、風は制御できない。その風を光の動力として取り込んだ。装置を動かすのは電力ではなく、目に見えない流れそのものだ。二色のLEDはやわらかな広がりを持ち、ガラスに包まれた光源は風鈴のように揺れる。明滅は規則的ではなく、風の強弱に応じて変化する。見上げるたびに景色はわずかに異なり、空間に穏やかなリズムが刻まれる。人工の光は前に出過ぎず、風の動きに身を委ねる。その関係のなかで両者は拮抗し、やがて共鳴する。光が自然のリズムと重なるとき、場は照明を超えて体験へと変わる。



AGENCY : Entertainment Bowl Inc.
SHOOTING : Takatoku Nishi
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