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結婚式の夜のセレモニーを、幻想的で詩的な体験へと変換することを目的に構想された空間演出作品。

 

天井から舞い降りる円形のオーガンジーに映像を投影し、光と布の揺らぎが交錯することで、現実と夢想の境界が曖昧に溶け合う。映像と布との距離が変化するたびに、光は空間全体に広がり、儀式の時間を包み込むように漂う。

 

本作は、空間演出研究所における研究プロジェクトとして構想されたもので、実演には至らなかったものの、動的素材とデジタル映像を融合させることで、光そのものが物質的な詩となり得る可能性を提示した。

TITLE  : TRASARENU​
MATERIAL  : Organdy, projector
DATE  : September 2017
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