幼稚園児を対象に企画されたワークショップ型インスタレーション。
テント内には透明なアクリル半球が吊るされ、子どもたちは自由に装飾を施すことができる。照明によって光が色鮮やかに広がり、半球の表面に模様を描き出す。各テントは「宇宙」「空」「海」などのテーマに基づいて構成され、子どもたちの感性が空間に反映される。
本作は、研究室での制作を背景に、教育と芸術の交差点として位置づけられており、参加者との共同作業を通じて現象を構築する可能性を示している。遊びと学びが詩的な空間体験として結晶する場となった。