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不忍池の水面に映る都市の光から着想を得た大規模インスタレーション。
独自に調光した青い光が波紋を際立たせ、光のラインが池の上に浮かび上がる。光と影で構成された浮島状の構造体は、日本庭園の美意識を想起させ、時間や天候の変化に応じて揺らめく光が、都市の景観と水面に映る虚像を結びつける。現実と虚像が交錯する池は、都市に漂う詩的な静けさを体現した。
本作は、研究室での制作過程を背景に、西が代表を務め、教授・鈴木太朗が所長を務める「空間演出研究所」の設立を契機として制作された。デジタル制御による照明と光の現象表現が融合し、人工的な光が自然現象のように呼吸する空間を生み出している。
都市と自然の境界を再解釈し、光と空間の対話を通して、観察者に詩的な視覚体験を提供する。





TITLE : ミナモミラー / MINAMO Mirror
EXHIBITION : TOKYO SUKI FES 2016, 2017
VENUE : Ueno Park
DATE : October 2016, 2017
MATERIAL : LED, Aluminium
SIZE : 1lap 750000mm(Unit= H500,W200, D120, · · · 550unit)
CLIENT : UENO CULTURAL PARK
SHOOTING : Takashi Hokoi
VEDEO EDITING : Takashi Hokoi



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